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坂口佳奈・二木詩織

Sakaguchi Kana・Futatsugi Shiori

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  • 『新しい生活様式』B5 ブック

  • 『新しい生活様式』ページ見本

  • 『新しい生活様式』ページ見本

  • 本と一緒に送付する作品例①犬のTシャツ

  • 本と一緒に送付する作品例②植物の種(種類は秘密です)

  • 本と一緒に送付する作品セット例(映像、サンダル、Tシャツ)※映像はUSBに入れてお送りします。

  • 『キャンプができたらいいな。』展示記録集 B5 ブック

  • 『キャンプができたらいいな。』展示記録集 B5 ブック

体験を手がかりに、絵画作品を中心に制作する坂口と、パフォーマンスや映像作品に展開させる二木は、2019年より共同制作をはじめた。現在、長野と東京に離れて暮らす二人は、この状況の中で作品を制作するための実践『新しい生活様式』として、お互いの生活をメール、電話、手紙などで伝え合う定期連絡を始め、 文章、絵、映像、アイテムなどを交換し合っている。[m@p]ではこのやり取りの過程をまとめた冊子とともに、二人のやりとりに関するアイテムや作品をお送りする。


 

ロット:10

販売価格:¥55,000(税・送料込) 受付終了


今年3月から現在まで、新型コロナウイルスの感染拡大によって世の中は大きく変化しています。
様々な企業では通勤からリモートワークに切り替え、飲食店では営業時間短縮、席の間に透明の仕切りが立てられたりなど人と人が密になる状況を避けるよう呼び掛けられています。マスクをつける生活が当たり前になり友人と顔を合わせて話すことも憚られる中で私たちは二人で作品を作ることを模索し、意外にもたくさんやり方があるのだと知りました。
元々東京を拠点にしていた坂口と二木でしたが、坂口は緊急事態宣言終了後、長野県木曽村へ移住。
東京を離れ新たな拠点で模索する坂口と引き続き東京で生活する二木。私たちはお互いの生活を伝え合うため定期連絡を始めました。 メール、電話、手紙などの伝達手段を用い、文章、絵、映像、作品に関連する日用品などを送り合います。
そして相手から送られたものを通して自分の生活を振り返り、その出来事に関連している事象や影響を作品という形にして相手に送り返します。それはまるで不定形のしりとりのように続いていきます。
相手と交換する膨大な情報の中で気になったものを拾い、それを頭の中に持ちながら次の日の予定を決めたり過ごしたりすることは普段の生活でも何気なく行っていることですが、今この状況の中でお互いの距離や生活の違いに着目し二人で行動を共有することは特別な体験であると感じます。
またこの作品を目にしてくださる方々も私たちと同じ世の中の流れを日々過ごしているのだと考えます。
長期間に渡って感染拡大を防ぐための行動をすることを『新しい生活様式』と呼びますが、私たちもこの環境の中で長期間に渡って作品を作るために実践していく事柄があります。それを私たちの『新しい生活様式』とします。

 

 

■初回封入内容

・2019年に開催したGalleryParcアートコンペティション『キャンプができたらいいな。』の展示記録集1冊(自主制作)

・『新しい生活様式-Summer-』(坂口・二木のやりとりをまとめたB5サイズのブック)1冊

・『新しい生活様式-Summer-』の内容に関連する文章、絵、映像、日用品ランダムに3点

 

※2回目以降は、『新しい生活様式-Autumn- 』、同--Winter-、-spring-と、それぞれ関連する文章、絵、映像、日用品等をお届け予定です。

 

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  • 『新しい生活様式』B5 ブック

  • 『新しい生活様式』ページ見本

  • 『新しい生活様式』ページ見本

  • 本と一緒に送付する作品例①植物の種(種類は秘密です)

  • 本と一緒に送付する作品で組み立てたインスタレーション例

  • 『キャンプができたらいいな。』展示記録集 B5 ブック

  • 『キャンプができたらいいな。』展示記録集 B5 ブック

坂口・二木の3ヶ月ごとのやり取りや行動の痕跡をまとめた冊子『新しい生活様式』は、summer、autumn、winter、springと季節ごとに制作されるが、プレミアムではこの冊子とともに、関連するアイテムや作品が毎回に届けられる。絵画、写真、映像などの作品は大型のものも多く、同梱される指示書によってそれぞれインスタレーションとして展示可能となる。サイズに制限の無いプレミアムでは、予想もつかない作品が送られてくるかもしれない。


 

ロット:1

販売価格:¥220,000(税別・送料込み) 受付終了

 

 

 

今年3月から現在まで、新型コロナウイルスの感染拡大によって世の中は大きく変化しています。
様々な企業では通勤からリモートワークに切り替え、飲食店では営業時間短縮、席の間に透明の仕切りが立てられたりなど人と人が密になる状況を避けるよう呼び掛けられています。マスクをつける生活が当たり前になり友人と顔を合わせて話すことも憚られる中で私たちは二人で作品を作ることを模索し、意外にもたくさんやり方があるのだと知りました。
元々東京を拠点にしていた坂口と二木でしたが、坂口は緊急事態宣言後、長野県木曽村へ移住。
東京を離れ新たな拠点で模索する坂口と引き続き東京で生活する二木。私たちはお互いの生活を伝え合うため定期連絡を始めました。 メール、電話、手紙などの伝達手段を用い、文章、絵、映像、作品に関連する日用品などを送り合います。
そして相手から送られたものを通して自分の生活を振り返り、その出来事に関連している事象や影響を作品という形にして相手に送り返します。それはまるで不定形のしりとりのように続いていきます。
相手と交換する膨大な情報の中で気になったものを拾い、それを頭の中に持ちながら次の日の予定を決めたり過ごしたりすることは普段の生活でも何気なく行っていることですが、今この状況の中でお互いの距離や生活の違いに着目し二人で行動を共有することは特別な体験であると感じます。
またこの作品を目にしてくださる方々も私たちと同じ世の中の流れを日々過ごしているのだと考えます。
長期間に渡って感染拡大を防ぐための行動をすることを『新しい生活様式』と呼びますが、私たちもこの環境の中で長期間に渡って作品を作るために実践していく事柄があります。それを私たちの『新しい生活様式』とします。

 

プレミアムは、坂口・二木のやりとりをまとめたB5サイズのブックに掲載される作品3点以上(文章、絵、映像、日用品など)を展示キットとしてまとめてお送りします。購入者がブックの内容を通し、作品をインスタレーションとして組み立てることができます。初めての方でも取り組みやすいよう、インスタレーションに関する指示書を同封しております。自宅でインスタレーションを制作後、使用した作品は日常で使っていただけます。

 

■初回お届け内容

・『キャンプができたらいいな。』展示記録集一冊、『新しい生活様式-Summer-』(坂口・二木のやりとりをまとめたB5サイズのブック)一冊

・『新しい生活様式-Summer-』の内容に関連した文章、絵、映像、日用品などを組み合わせることでインスタレーションになる『新しい生活様式-Summer-』大型展示キット 1セット、指示書

 

作家情報

坂口佳奈・二木詩織|Sakaguchi Kana・Futatsugi Shiori

坂口は絵画作品を中心に制作。二木は自身の体験をどう切り取るか、または編集するかをテーマにパフォーマンス、映像作品を手がけています。
2019年から個々の活動に加え共同制作を開始。
人が2人いたら何が作れるんだろう?ということを考えています。
例えば、同じ場所に時期をずらして滞在しお互い手紙を送り合います。
すると、ひとつの場所に対してそれぞれ思うことが違っていたり逆にすごく細かい所が一緒だったりします。
当たり前のことかもしれませんが、手紙を送り合うというプロセスを経てそれを新鮮に捉え直します。
コミュニケーションのズレ、逆に一致してしまうこと、妙な状況、いろいろ試みて、リアルとフィクションの曖昧性を含む作品をインスタレーション形式で発表しています。

 

https://sakaniki.jimdofree.com/

 

展覧会歴

2019〜 活動開始

 

2020年 「物語のものがたり」(あまらぶアートラボ A-Lab / 兵庫)
2019年 「木曽駒高原秋の味覚フェア」(木曽ペインティングスとして参加 木曽駒高原/長野)
個展 「キャンプができたらいいな。」(Gallery PARC / 京都)
 
個展 「キャンプができたらいいな。」展示風景(2019, Gallery PARC)
個展 「キャンプができたらいいな。」展示風景(2019, Gallery PARC)
個展 「キャンプができたらいいな。」展示風景(2019, Gallery PARC)

個展 「キャンプができたらいいな。」展示風景(2019, Gallery PARC)

 

 

「物語のものがたり」展示風景
「物語のものがたり」展示風景
「物語のものがたり」展示風景
「物語のものがたり」展示風景
「物語のものがたり」展示風景

「物語のものがたり」展示風景
2020
あまらぶアートラボ A-lab /兵庫 
撮影:小林哲郎

《ちくわ鳥、飛べたらいいな》

《ちくわ鳥、飛べたらいいな》
2019
テントにアクリル絵具
木曽駒高原秋の味覚フェア /長野

 

坂口 佳奈|Sakaguchi Kana

1991年 熊本県生まれ
2017年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科Aコース 卒業
2019年 武蔵野美術大学 造形研究科 修士課程 美術専攻油絵コース 修了

グループ展

2019年 武蔵野美術大学卒業・修了制作展(武蔵野美術大学 小平キャンパス / 東京)
2018年 克服展(サンクトペテルブルク・ ロシア)
Slide, Flip, and Turn (武蔵野美術大学 図書館 中央大階段 / 東京)
2017年 武蔵野美術大学卒業・修了制作展(武蔵野美術大学 小平キャンパス / 東京)
東京五美術大学連合卒業制作展(国立新美術館/東京)
アタミアートウィーク2017(ツイキレンタルスペース/静岡)
理化学研究所展示プロジェクト 2017(理化学研究所 横浜キャンパス / 神奈川 )
2016年 Sound of Silence (武蔵野美術大学 課外センター / 東京)
2015年 GOLDE NAGE(武蔵野美術大学 / 東京)
2013年 トリアグラム展(武蔵野美術大学/ 東京)

受 賞

2017年 武蔵野美術大学卒業制作展 優秀賞
 
《リビングルーム》

坂口 佳奈

《リビングルーム》

2018

2000×3000mm

油絵の具、カンヴァス

《リビングルーム 2 》

坂口 佳奈

《リビングルーム 2 》

2018

1620×1303mm

油絵の具、カンヴァス

《Flat1》

坂口 佳奈

《Flat1》

2016
2273×1818mm

油絵の具、カンヴァス

《Flat2》

坂口 佳奈

《Flat2》

2016
1620×1303mm

油絵の具、カンヴァス

《Flat3》

坂口 佳奈

《Flat3》

2016
1620×1303mm

油絵の具、カンヴァス

 

二木 詩織|Futatsugi Shiori

1993年 神奈川県生まれ
2017年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科Bコース 袴田クラス 卒業
2019年 武蔵野美術大学 造形研究科 修士課程 美術専攻油絵コース 修了

グループ展

2019年 武蔵野美術大学卒業・修了制作展(武蔵野美術大学 小平キャンパス/東京)
2017年 青春スリーポイント計画(Art Center Ongoing /東京)
武蔵野美術大学卒業・修了制作展(武蔵野美術大学 小平キャンパス/東京)
2015年 個人的な生活 緩やかな断絶(ギャラリーmonogram / 東京)
変な話なんだけど(武蔵野美術大学 課外センター / 東京)
私たちが偽りのない何かに出会うための方法(武蔵野美術大学オープンキャンパス/東京)
小東京☆銀河 vol.8 品出し(府中卸売センター/東京)
2013年 ヤマニキ展(武蔵野美術大学/東京)
 
《untitled》

二木 詩織

《untitled》(武蔵野美術大学修了制作)

2019

映像、観葉植物等のインスタレーション

撮影: 加藤 健

《untitled(部分)》

二木 詩織

《untitled(部分)》( 武蔵野美術大学修了制作)

2019

映像、観葉植物等のインスタレーション

 

《犬にあげる氷》

二木 詩織

《犬にあげる氷》( 武蔵野美術大学卒業制作 )

2017

映像5分

《地図を書く - 近所》

二木 詩織

《地図を書く - 近所》

2017

パフォーマンス 約10分

《地図を書く - 沼津》

二木 詩織

《地図を書く - 沼津》

2017

映像 約16分

 

 

空白