Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、京都の文化・創造活動の更なる活性化への支援のひとつとして、多くの芸術系大学への会場提供によって展覧会やイベントを開催する「PARC_美術・芸術系大学サポートプログラム」に取り組んでおります。
本展「成安造形大学美術領域グループ展:See Here!」は、成安造形大学美術 領域に研究生として在籍する明楽和記(あきら・かずき)、岡本里栄(おかもと・り え)、林彩子(はやし・さいこ)の3名によるグループ展です。
モノから一歩、二歩と距離をおくことで、そこにある制度を見いだし、利用し て作品に展開させる明楽和記。絵画と鑑賞者との視線をテーマに、絵画をメディアと して扱い、作品と人・人と人とのコミュニケーションを考察する岡本里栄。 まるで子どものいたずらのような発想で、鑑賞者にその場の持つ構造や機能を導き出 させる林彩子。 手がけるジャンルの異なる3名の若手作家が、ギャラリー・パルクの空間に異なる方 法論でアプローチし、そこに多様な表現を展開させます。
本展は明楽による写真作品、岡本による絵画作品、林によるインスタレーショ ン作品を中心に構成します。
実験的な表現を模索する若いアーティストのクリエイションをお楽しみください
本展は成安造形大学美術領域に在籍する研究生3人によるグループ展であり、「視線」や「見ること」そのものをテーマに、それぞれ異なるアプローチによる表現展開を試みるものです。
明楽和記は、事物の成り立っている理由を考え、そこに見いだした制度や機能を改めて鑑賞者に問うかたちにして作品化をしており、今回は働く車をモチーフにした写真作品を展示する。
岡本里栄は絵画をメディアとし、キャンバスに描かれた人の顔からの視線と、鑑賞者との視線によって生まれる、絵画に描かれている他者との出会いや、そこから生まれる自己との出会いをテーマに制作を行なっており、今回はそのシリーズの新作を展示する。
林彩子は、場が持っている機能や建築的な構造にアプローチをかけた、ダイナミックな作品をつくりあげるが、その作品は大掛かりでありながら、どこか子どものいたずらのようで微笑ましくもある。今回はカラーボールを使ったインスタレーションを展示する。
明楽 和記・岡本 里栄・林 彩子
作家略歴
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【明楽和記】The Yellow Wall 【明楽和記】worker101 |
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岡本 里栄 OKAMOTO Rie
グループ展
個展
受賞歴
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【岡本里栄】One's eyes 【岡本里栄】One's eyes |
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【林彩子】窓 【林彩子】space block |