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作家インタビューを公開しました。 2021.8.13

Artist Interview 001 美術作家・山岡敏明

 

オンラインストア新着情報 2021.8.更新

《 GUTIC drawing pc シリーズ 》を追加しました>ONLINE STORE

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Works

Statement

たとえばコーヒーに落ちたミルクの滴が、そのつど表情豊かな模様を描くように。また、ある場所に伸びる一本の枝が、固有の枝振りを描くように。

全ての出来事がドラスティックな因果に即して、その状態であるべくして独自の様相を成り立たせている。しかし、「そうなった」ことと「そうならなかった」こととの間に、果たしてどれほど切実な要因が介在しているというのか。一度限りのこの世界においては、到底起こりえなかったことも、ややもすると起こりそうだったことも、あまねく平等に世界からこぼれ落ちていく。一方で、選び取られた唯一無二の結果の上に次の結果が累積していき、刻々と偏りの特性が顕著になっていく。そうして、たった一つの世界の姿がかたちづくられる。とりもなおさず世界の現実とは、今この瞬間において、すべての「別の状態であった可能性」を排除した唯一のまごうかたなき事実であると共に、たまたま脱落を免れただけの、一つの結果にすぎないともいえる。

グチックとは、ありそうでいて実在しないある種のフォルムに関して音付けられた仮の呼称である。
意味が付帯するより先に「在ってしまった」この世界や我々と同様に、線で囲まれたカタチの特性は、それ自体がぬきさしならぬ事実を語っている。私は支持体の上で線を描き、消してはまた描き直し、延々と繰り返すその行為のなかで、美しいものでも格好良いものでもなく、ましてや荒唐無稽な架空の創作物でもなく、事実として「あるべきもの」の姿を求めて試行錯誤する。おのずとそれは、この世界と隣りあわせの位相に棲む何かを穿りだしてきたようなフォルムに収斂していく。描画の過程で、現れてくるそれらのカタチがいびつに存在を主張するたび、私は避けられない不条理をトレースしているかのような居心地の悪さとともに、そういうものにこそ核心的なリアリティを見出さずにはいられない。
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CV

Biography

1972 大阪生まれ
1995 東京造形大学 卒業

 

Selected Exhibition

2019
個展「STREET GUTIC STUDIO」(STREET GALLERY / 神戸)
「あざみ野コンテンポラリーvol.10 しかくのなかのリアリティ」(横浜市民ギャラリーあざみ野 / 横浜)
「THE EMBODIED MIND」(2kw gallery / 滋賀)


2017 
個展「GUTIC STUDY」(ギャラリー・ハシモト / 東京)
個展「GUTIC i was born」(Gallery PARC / 京都)
「Lights and Lines」(ギャラリー・ハシモト / 東京)


2016
個展「グチック形態学 _収斂進化」(ギャラリー・ハシモト / 東京)
個展「⌘+S」(STREET GALLERY / 神戸)


2015
個展「TRANSGUTIC」(ART SPASE ZERO-ONE / 大阪)
個展「TRANSGUTIC side:B」(BAR KITTY / 大阪)
「Living Room」(ギャラリー・ハシモト / 東京)   


2014
個展「Phangutic」(GLANFABRIQUE la galerie / 大阪)
個展「GUTIC MORPHOLOGY」(ギャラリー・ハシモト / 東京)
「on paper」(ギャラリー・ハシモト / 東京)


2013
個展「GUTIC MORPHOLOGY」(a・room / 京都)
個展「GUTIC MERISTEM」(Gallery PARC / 京都)
「高尾小フェス」(旧高尾小学校 / 京都)


2012
「アートプログラム青梅- 存在を超えて」(BOX KI-O-KU / 東京)


2011
個展「GUTIC STUDY」(Gallery PARC / 京都)


2010
個展「GUTIC STUDY」(studio90 / 京都)
「not easily seen」(此花メヂア / 大阪)
「丹波国分寺跡アートスケープ」(丹波国分寺跡 / 京都)


2009
「Mirage」(同志社大学 / 京都)
「TRANSMUTATION」(東京造形大学附属美術館 / 東京)


2008
「うちゅうのたまご」(Pia NPOビル / 大阪)


2005
個展「GUTIC STUDY X」(STREET GALLERY / 神戸)

 

 

Event and Workshop

2019
「ヒトコマパルク」(Gallery PARC / 京都)


2008
W.S.「アーティスト@夏休みの病院」(大阪市立大学附属病院 / 大阪)