fujii+fushikino(フジイフシキノ)
テキスタイル作家「藤井良子(ふじいりょうこ)」と服飾作家「伏木野芳(ふしきの かおり)」の共同活動名です。 モスリンという素材をきっかけに出会い、2008年よ
り「モスリンの服」を作り活動をはじめたました。 つくる人、使う人、関わる人。 いろいろな人々と対話を重ねながら、それぞれの思いを育てる場や、ものづくりが出
来ればと考えています。
http://www.fujiifushikino.com/
fujii+fushikino活動歴
藤井良子が染色、伏木野芳が服作りを担当し08年より活動。
展示会
2008.11 |
「谷本良子と伏木野芳による服づくり」(モーネンスコンピス2/京都) |
2009.4 |
「谷本良子と伏木野芳による服づくり」(Casa de Banano/京都) |
2009.10 |
「fujii+fushikino モスリンの服」(over garden/兵庫) |
2009.11 |
「fujii+fushikino モスリンの服」(millibar salon/大阪) |
2010.4 |
「fujii+fushikino モスリンのふく」(Casa de Banano/京都) |
2010.11 |
「fujii+fushikino モスリンの服」(millibar GALLERY/大阪) |
グループ展やイベント
2009 |
「新生!モスリン」(大阪暮らしの今昔館/大阪) |
2009 |
「 音と服と珈琲の時間 -music+clothes Exhibition- 」(壱之町珈琲店/岐阜) |
2009,2010 |
「手作り市」( atelier LOGHOUSE/大阪) |
2010 |
モスリンと毛斯綸展_関連企画「モスリンを着てみよう」
(神戸ファッション美術館/兵庫) |
2010 |
メイド・イン・ニッポン-染織「 モスリンの森」(Gallery PARC/京都) |
ワークショップ
2010 |
「わたし模様のワンピースを作ろう!」
こどもワンダーカーニバル (CAP STUDIO Y3/神戸) |
記事
[モスリン(毛斯綸)について]
「モスリン」とは羊毛(ウール)などの極細単糸を平織りした薄地の織物です。 日本では、その歴史から一般的には「モスリン」といった場合は羊毛のものを指し、私たちの使用している「モスリン」もまたメリノウール100%のものです。
風合いはウールのほっこりとした素朴さをのこしつつも光沢があり、とろんとした独自の 落ち感があります。染めた時の色が深く鮮やで、他の素材では得難い発色の良さもこの素材の特徴かもしれません。
暖かく蒸れず、そのうえ洗濯が比較的容易なので日常の着物や長襦袢といったものに、よく使われていたそうです。年中使えるオールシーズンの素材です。
[テキスタイルについて]
その人の生活の中に存在する、絵を眺めるような想像の広がるテキスタイルになればいいなと思って制作しています。 似合う色は人それぞれ、シーンや生活によっても変わります。
いろんな色で、いつかの誰かのための一枚になれたらと思います。(フジイ)
[服について]
布の特色、特質をできるだけ生かせるように心がけています。 服は、その色・形・着心地など、生活にそって様々な効果をもたらしていると思います。日常なのか非日常なのか、どちらにしても、お気に入りの一着になるような服を制作していけたらと思っています。(フシキノ)
[柄について]
その時限りの出会いで見つけて下さい。 基本約4m単位で気ままに刷毛染めをしております。おおよそ一柄に付き2着作る事ができますが、布をとる部分よっても色柄は変化しますので、全く同じ色柄というのは出来ません。
[かたちについて]
なるべく裁断を少なくすることで、生地の柄と質感を生かすという事をベースにデザインしています。シーズンで変化する事はなく、定番のかたちに、時々新しいかたちの追加があります。
[サイズについて]
フリーサイズとまではいきませんが、サイズの幅を調節でき、美しくかつ機能的に着用いただける作りになっております。
「パターンオーダーについて」
好きな「柄」を選び、好きな「かたち」を選び、組み合わせて作る服作り。会場でフィッティングをおこない、着る人に馴染んだ仕立てにして、後日にお渡しします。
[販売について]
販売は、展示・展覧会での現品販売とお仕立て(パターンオーダー)の注文となっております。実物をご覧頂き、納得いただいたうえでのご購入とさせていただいております。