ギャラリー・パルクでは、2013年8月6日[火]から8月18日[日]まで、様々な映像作品のディレクションや制作に加え、イラストレーションやグラフィックデザインなどを手掛けるYKBXによる個展「 -timeless- "you were talking about the end of the world" 」を開催いたします。
本展は、2013年5月に渋谷オーチャードホールで行われたボーカロイドオペラ「 THE END 」では共同演出と映像ディレクター、キャラクターデザインを務めたYKBX(アーティスト/アートディレクター)の、『 YOU WERE TALKING ABOUT THE END OF THE WORLD 』シリーズの平面作品と、『 ignite JK 』シリーズの平面作品とともに、アップデートされた『 YOU WERE TALKING ABOUT THE END OF THE WORLD∞ 』の映像作品を中心に、昨年マイアミで行った"PULSE ART FAIR"のスピンオフ展示として、GalleryPARCにて国内初展示いたします。
世界の終焉を迎える瞬間をスクリーンにとどめ、浮遊させる試みである『 YOU WERE TALKING ABOUT THE END OF THE WORLD ∞ 』、女子高生(15歳~18歳の精神的にも肉体的にも、子供と大人の中間の存在)をモチーフとした『 ignite JK 』。
「過ぎ去る時間と風景・再生と消失」を一貫したテーマとして、YKBXによる圧倒的な画力により示されたこれら作品が一連で展示される本展は、YKBXの世界観が鮮烈に映しだされる空間になるでしょう。
平面・映像作品からなる本展をどうぞお楽しみください。
本展は、YKBXオリジナル作品 "you were talking about the end of the wor ld"と"ignite JK"から構成され、昨年マイアミで開催された"PULSE ART FAIR"のスピンオフ展示となる。
これらの作品に対して一貫したテーマは、”過ぎ去る時間と風景・再生と消失”としている。
無限に生まれては消えていく大量イメージのカオティックな曼荼羅を表現した『you were talking about the end of the world』シリーズから、その平面作品《you were talking about te end of the world " (SHIRO)》と《"you were talkin g about the end of the world"(KURO)》を展示し、ネガとポジという対になるものを並列に配置し相殺され続ける相互の空間・関係性をある種の無限性として表現した。
また、プログラミングでそれを体現し無限の時間軸を再現した『you were talking about the end of the world" ∞(infinite)』は、永遠と流れ続ける大量のイメージを、生産と消費を圧倒的な速度で循環させ、映像作品として収めた。
*この "you were talking about the end of the world"シリーズに関しては、アップデートしていく事を前提としており、現時点でいくつものバージョンが存在する。
"ignite JK" 消失する10代。女子高生=JKを限りある生命体として客観的にオブジェクトとして描いたもの。自らの熱量を、無自覚に発火・燃焼させ、消失していく10代のイノセントを表現した。