2011年11月11日〜11月23日

 

私のパラレルワールド―世界の誰もが知らない私

 Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2011年11月11日(金)から11月23日(水・祝)まで、一般公募展 「私のパラレルワールド―世界の誰もが知らない私」を開催いたします。

 

 この展覧会は『パラレルワールド京都』をメインテーマに、市内各地で同時多発的に開催する「文化庁メディア芸術祭 京都展」の事業の一つとして、ギャラリー・パルクの会場提供により実施いたします。 本展は「発見!もうひとりの“私”」をテーマに、広く一般から様々な映像作品を募り、審査員により選考された優秀作品を展示する公募作品展であり、幅広い年齢の皆様から応募いただいた38点の作品は、「パラレルワールド」や「そこにいるかもしれない“もうひとりの私”」など、「私」に寄り添ったような表現から、「私」を含む世界に思いを馳せたものなど、多様な視点が見られました。 また、表現方法をとってみても、色彩豊かなアニメーションやCG作品があるかと思えば、一方では手仕事的な操作を積み重ねた結果できあがった実験的な作品なども見られ、どれも思わず引き込まれてしまいそうな「パラレルワールド」が現れています。 本展では厳正な審査の上で選考された優秀作品の数々を展示するとともに、中でも最も評価の高かった作品を最優秀作品として大型スクリーンにてご覧頂きます。

 

 また、会期中の11月19日(土)にはスマートフォンで描いた絵が、屏風型スクリーンの中でアニメーションになって動き出すワークショップ「屏風でアニメーション」の開催を予定しております。参加者の方々が描いたひとつひとつの絵が一枚の屏風の中に同居していく中にも、私たちの「パラレル」な関係が現われてくるのではないでしょうか。

出展作家

[最優秀作品]

  • 植草航「やさしいマーチ」
  • 河崎慈朗「Times」
  • 平野知映「Desperate Cosmos II」

[優秀作品]

  • 2012hana 「Multiplex6」
  • GO 「パラレル三条烏丸」
  • 河股藍「way home」
  • 北上伸江「1day」
  • 桟敷北斗「反芻」
  • 佐藤耕一朗「water,tower」
  • 鈴木孝平「himatsubushi」
  • 鈴木泰人「走馬灯」
  • 関りん「ちんとんしゃん」
  • 戸田護「MOMENTRIP」
  • (有)豊田幸孝映像研究開発室「ひとみのリズム意識のリスク」
  • ミツシマタカユキ「街歩き、そして森で」
  • 氏名不詳「やまこえでかわこえで」

※制作者名・作品タイトル・作品時間の順に掲載しております。

【関連イベント】

ワークショップ:「屏風でアニメーション」

日時 2011年11月19日(土)14:00~17:00(所要時間|約15分程度)
会場 Gallery PARC
料金 無料
講師 石山雅三+伊東洋輝[Jecy]+向井啓太
制作 赤塚大典(Mozilla Japan)+石山雅三(慶應義塾大学SFC)+伊東洋輝[Jecy]
定員 人数制限なし。
ただし、同時に参加可能な人数が限られておりますので、混雑した場合はお待ち頂く場合もあります。
参加
方法
申し込み不要。
上記の時間帯中、随時参加を受け付けます。

【一般公募展「 私のパラレルワールド ― 世界の誰もが知らない私」について】

一般公募展「私のパラレルワールド ― 世界の誰もが知らない私」は、平成23年度文化庁メディア芸術祭の地方展である京都展の一事業として企画され、「発見!もうひとりの“私”」をテーマに広く一般から作品を募りました。
2011年7月~9月までの応募受付期間中には40点あまりの作品が寄せられ、吉岡 洋(京都大学大学院文学研究科教授)・伊藤高志(実験映像作家、京都造形芸術大学教授)・小田英之(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー教授) による厳正な審査の上、優秀作品が選考されることとなりました。
本展覧会はそれら優秀作品による、アニメーションやCG、実験的な作品など、多岐にわたった応募作品を展示いたします。
また、会期中には参加型ワークショップの開催を予定するなど、より身近になったメディア芸術の多様な広がりをお楽しみいただけるのではないでしょうか。

【文化庁メディア芸術祭 京都展について】

平成23年度文化庁メディア芸術祭 京都展では、文化庁メディア芸術祭の地方展として、京都、広くは関西に、優れたメディア芸術を鑑賞する機会を提供します。また、地方展の特色として京都におけるメディア芸術の現在を紹介するとともに、本展の開催によって日本におけるメディア芸術のさらなる発展を目指します。 文化庁メディア芸術祭 京都展は、伝統文化が息づく京都市の中心部に位置し、昭和初期の小学校の面影を残す京都芸術センター、京都国際マンガミュージアムそして、生活の中から芽生え、自発的で自由な発想のもとで育まれてきた京都文化を紹介してきた京都府京都文化博物館をメイン会場とし、京都市内各所で同時多発的に開催します。それぞれの施設の特性を活かしつつ、ジャンル横断的にメディア芸術を紹介します。

 

※「文化庁メディア芸術祭 京都展」の詳細は、下記までお問合せください。

京都芸術センター (担当:山本麻友美、山本恵子)
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町 546-2
【Tel】 075-213-1000  【Fax】 075-213-1004  【Web】 http://plaza.bunka.go.jp/kyoto/

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作品画像

植草航《やさしいマーチ》
(c)Wataru Uekusa

作品画像

河崎慈朗《Times》
(c)Jiro Kawasaki

作品画像

平野知映《Desperate Cosmos Ⅱ》
(c)Chie Hirano

作品画像

鈴木泰人《走馬灯》
(c)Yasuhito Suzuki

作品画像

桟敷北斗《反芻》
(c)Hokuto Sajiki

作品画像

2012hana《Multiplex6》
(c)2012hana

【画像提供】
文化庁メディア芸術祭京都展
「パラレルワールド京都」

 

 

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