【 現会場の閉鎖と活動内容の変更について 】のお知らせ

 現在の新型コロナウィルスの影響による状況変化を受けまして、ギャラリー・パルクでは以下のとおり今後の活動形態・内容を変更いたします。

 

 


「2020年の5月以降に予定していたすべての展覧会を中止」

パルクでは2020年5月以降に予定しておりました、大洲大作展・牛島光太郎展・山岡敏明展・鯨虎じょう展[公募]・粟坂萌子展[公募]・宮原野乃実展[公募]・谷本研展・来田広大展・田中和人展・山添潤展・田中秀介展の以上11の展覧会をすべてを無期延期として中止いたしました。加えて2021年に開催を検討していた展覧会についても同様に中止いたします。
この選択は展覧会に向けて制作・準備をしていただいていたすべての作家の皆様にご了解いただくことで可能となりました。


「現会場の閉鎖、事務所機能の移転」

事務所としては6月末までは現住所を使用しておりますので、ご連絡・ご案内など頂く際はこれまで通りでお願いいたします。
広報物を広くご来場の皆様に開架する機会はございませんので、チラシや広報物については送付を停止いただくようお願いします。
事務所移転先や今後の活動詳細については追ってアナウンスさせていただきます。

 

 

 ギャラリー・パルクでは、これまで展覧会を作品や表現が社会で起動するための最初の接点と捉え、そのための見極めやブラッシュアップの時間・空間であると考えて活動してまいりました。
 それはまた、作家・ギャラリー・来場者の3者それぞれの個別の努力の上で成り立っているものであり、ギャラリーとしては展覧会をそれぞれのエネルギーやリスクに見合う機会となるよう努力してまいしました。
しかし、現在も続く新型コロナウィルスによる状況・影響はこれから数年に及ぶものと捉えるにあたり、来場者の皆様に足を運んでいただくことで成立する展覧会を唯一の出口とする限りは、感染リスクなどの諸問題を回避しきれないと考えるに至りました。

 

 また現在から始まるこの影響は、展覧会という形式の在り方だけでなく、アーティストやクリエイターの活動基盤、表現内容の変化など広域に及ぶものと考えており、今後はそうした変化に対応しながら、ゼロから様々な可能性を模索し続ける必要が高まると考えております。
 この点から、スペースや展覧会の維持というミッションを一旦は停止し、今後の変化に柔軟に対応出来るシステムにリサイズすべきではないかと判断いたしました。

 

 加えて、ギャラリーの運営母体である株式会社グランマーブルでは、この状況による影響も少なくない中で現在に至るまでギャラリーの維持・存続を前提とする姿勢は一貫しておりますが、であるならば、現状で不確実な「展覧会の開催」を一旦は停止し、パルクの維持・活動内容を最適化した上で今後の再起動に備えるほうが最善ではないかと考え、以上の活動内容の変更をギャラリー・パルクより提案いたしました。

 

 ギャラリー・パルクは以後、アーティストとの協働によるコンテンツ作成、webショップなどのオンラインコンテンツ整備、過去の展覧会資料の整理・編集などを手始めに、外部での展覧会企画など状況に応じた新しい活動に着手したいと考えています。


 また、活動母体であるグランマーブルをメディウムとして、パッケージデザインや動画作成などでのアーティストとの協働、店舗を使った作品展示など、これまで同様にアーティストの活動のサポートとなるような回路づくりやマネジメントなどにも取り組んでいます。

 

 近い将来に展覧会活動を再開し、皆様とはまた展覧会という時間と空間をご一緒できれば嬉しく思います。
 そのためにも、以上に取り組みながら、備え・進めてまいりたいと考えております。

 

 今後とも何卒よろしくお願いします。

 

 

 

Gallery PARC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空白