本展はパフォーマンスと作品展示で構成しております。
公演時間中は展示をご覧いただくことはできません。それ以外の時間は無料にて「展示」をお楽しみいただけます。
パフォーマンスの詳細はこちらをご確認ください。
ギャラリー・パルクでは、2014年2月27日[木]から3月2日[日]まで、倉田翠 展示・公演企画『今あなたが「わたし」と指差した方向の行く先を探すことIII』を 開催いたします。
本企画は、2010年に京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科を卒業し、その後も京都を中心にダンサー・演出家として活動をおこなう倉田翠(くらた・みど り)による展示・公演企画です。2010年、2011年と過去2度に渡って開催されてきた企画の第三弾となる今回は、2010年から本企画に参加してきた島 崇(しま・たかし)、仲谷 萌(なかたに・もえ)、映像スタッフとして参加してきた山田晃嗣(やまだ・こうし)をはじめ、新たに、劇団「夕暮れ社弱男ユニット」の御厨 亮(みくりや・りょう)、ダンスカンパニー「KIKIKIKIKIKI」メンバーの野渕杏子(のぶち・きょうこ)、フリーのダンサーとして活動をおこなう佐藤健大郎(さとう・ けんたろう)、バンド「NEW MANUKE」のメンバーの1人であり、舞台音響の方面で活動をおこなう荒木優光(あらき・まさみつ)を迎えた合計8名が「身体」 を展示する「展示」と、倉田の演出による「舞台」公演をおこないます。加えて服飾作家として活動をおこなう小梶真吾(こかじ・しんご)は、メンバーにTシャツデ ザインを提案、会期中に発表します。
倉田は「見るもの=観客」と「見られるもの=パフォーマー」といった関係を明確として、舞台上でおこなわれる事柄すべてを「虚構」に近いとされる現在の「舞台」の在り方に対し、「どんなに劇的な時間をつくり出せたとしても現実という本物には勝つことができない。実際に人と人が関係する場合に生じるあの 対等な緊張感を見せることはできないのか」といった問いをメンバーに投げかけます。
「展示」では、メンバーがギャラリー空間に滞在し、自宅の家具を持ち込んでくつろぐ、豆を煮る、居合わせた観客と会話をする、時に踊りだすなど、予測不可 能な「身体」を示し、そこに鑑賞者を含む「他者」が関わる状況を生みだすことで、観客とパフォーマーの境界を綯い交ぜとします。また「舞台」では、観客とパフ ォーマーの関係を保ちつつ、「他者」と「わたし」を巡る問いに「舞台作品」として挑みます。
「展示」と「舞台」という構造が綯い交ぜに、あるいは入れ子となってギャラリー空間に交錯する時間をお楽しみください。
日 時
2014年2月27日(木)・2月28日(金)・3月1日(土)・3月2日(日)時 間
11:00~20:00 ※最終日18:00まで料 金
「舞台公演」
2月28日(金) 18:00〜19:20
3月 1日(土) 13:00〜14:20 / 18:00〜19:20
3月 2日(日) 13:00〜14:20タイトル:「8人の人が同じ空間にいるという、それだけのこと」
演出:倉田 翠
出演:山田晃嗣、倉田 翠、仲谷 萌、荒木優光、御厨 亮、佐藤健大郎、野渕杏子、
島 崇
料金:前売り/1800円 当日/2000円*上記の4つの日時のみ「舞台公演」として有料となります。公演時間中は展示をご
覧いただくことはできません。それ以外の時間は無料にて「展示」をお楽しみいただ
けます。
*公演の開場時間はございません。開演前に会場に来ていただくことをお勧めします
(途中入場可)
*作品の一部に、刺激の強い映像が上映されるパフォーマンスがあります。ご心配な
方は、事前にwatshi.saki3@gmail.comにお問合せいただくか、当日会場にいる受付ス
タッフに、お申し出ください。
舞台チケット
予約方法(締切:各公演前日まで・定員になり次第締め切り)
メールに
①氏名(ふりがな)、②申込人数、③ご連絡先(メールアドレス)④希望日時を明記の上
watshi.saki3@gmail.com にご連絡ください。
予約確定後、ご連絡を差し上げます。
※チケットの受け渡し、清算は当日会場にておこないます本企画についてのお問い合わせ
watshi.saki3@gmail.com内容詳細
(FACEBOOK)https://www.facebook.com/watashi.saki
(tumblr) http://watashi-saki.tumblr.com/協力
ギャラリー・パルク、京都造形芸術大学
なんという退屈さ。毎日とは、これくらい単調で拘束されたものである。 この退屈な毎日に、あなたと関係していくという作業があることによって、恐らく、何とかやっているのです。 例えば、どんなに劇的な時間を作り出せたとしても、現実というそれらには、勝つことができないと思っている。ここで起こることもすでに、
“作品”という虚構である。
倉田 翠
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今あなたが「わたし」と指差した方向の行く先を探すことI 今あなたが「わたし」と指差した方向の行く先を探すことI |