Tanaka Shusuke
About
[m@p] meet @ post は、ギャラリー・パルクが2020年7月より展開する、『meet at post = ポストで出会う』 をコンセプトにした、新たな作品販売のプラットフォームによるアート・プロジェクト。アーティストの提示したプランをご購入いただくことで、購入者のポストに1年間・3ヶ月ごと全4回に渡って様々なクリエイションを「角2封筒」に込めてお届けするものです。
日常への眼差しを絵具と筆の動きに置き換える田中秀介は《空っぽの突っぱり》や《一刻の主役》など、そのユニークな作品タイトルにみられる「言葉」もまた、作品にまつわる要素としてあつかってきました。 [m@p]で田中は、この関係に踏み込み、絵と言葉のふたつの要素を同じ画面上に突っ込んだ新たな取り組みを展開しました。具体的には文字部分をカルナバ蝋で書き、絵の部分に水彩絵の具で描いた作品は、紙の上で混然となって鑑賞者の想像を喚起します。 また、これらに田中は以下のルールを設定して取り組んでいます。
・画面上での描くこと/書くことの両立を図る。
・ひとつの作品を1コマと捉え、全4コマを通して一連の意味合いを成立させる。
・初回送付作品は4コマでいうと最後のコマとなる。つまり最初に送付する作品が一連の最後のコマに、4回目に送付する作品が初回のコマとなる。
・3回目送付作品のみ、購入者からの言葉を取り入れた作品とする。
以上のルールのもと、制作された作品は、これまでの田中の作品においても一風変わった可笑しみを持っています。特に購入者(他者)の言葉を取り込んだ作品は、[m@p]だけの特別なものとなります。
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Statement
・画面上での描くことと、書くことの両立を図る。
・1作品を1コマと捉え、4コマを通して一つの意味合いを成立させる。
・初回作品は末コマとなる(文で捉えると文末)回を追うごとに、初回コマへ進む
・3回目(10月下旬)発送の1ヶ月前までに購入者から一言を頂く。その一言は3回目の作品、文字部分に反映される。
Contents
■初回お届け内容:
紙に絵と文字をしたためたもの1点(絵の部分は水彩絵の具、文字の部分はカルナバ蝋を使用)
※作品は下記より1点を封入。選択可能です。ご注文の際に、ご希望の作品に記された文字をお知らせください。
《お前のまつわり》 (SOLD OUT)
《凹凸のまつわり》 (SOLD OUT)
《うつつのまつわり》
《木曜のまつわり》
《いずこのまつわり》 (SOLD OUT)
《うろうろのまつわり》
《最寄のまつわり》 (SOLD OUT)
上記は全て、2020年制作 / 23×17cm / 紙、水彩絵の具、カルナバ蝋
ロット7 ・ ¥55,000にて販売しております。詳細はオンラインストアにてご覧ください。
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Interview
[m@p]meet @ postプロジェクトに関するインタビュー 2020.8.
[m@p]vol.1
田中秀介による[m@p]「まつわらせ」 シリーズを継続販売中。 初回発送作品を《うつつのまつわり》、《木曜のまつわり》、《うろうろのまつわり》から1点選択いただくと、それに続 く作品が3ヶ月ごとに1点ずつ送付されます。3回目の作品は、購入者からいただいた言葉を採り入れた作品となります。