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Project

京都・嵐山花灯路─2020 × 京都芸術センター
林 勇気
フィリップ・ドレバー

2020.12.11. 〜 12.20.

Instalation View

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About

Gallery PARCでは、京都芸術センターとの共同企画・制作として、「京都・嵐山花灯路─2020 × 京都芸術センター 」にて下記のアーティストの展示をおこないました。

 

林 勇気 Hayashi Yuki
Another world – alternative, Arashiyama version

映像作家の林勇気は、嵯峨・嵐山地域  [ 落柿舎前 ]の広大な野外空間に特設した総計40mにも及ぶ巨大なスクリーンに、
自身で撮影した膨大な写真から切り抜いたオブジェクトが流れていく《 Another world 》シリーズ作品の嵐山バージョンを展開させます。
静寂の中、巨大な黒いスクリーンに右から左へと膨大なオブジェクトが流れる風景には、私たちの日々に流れる時間・記憶・情報を連想させます。


フィリップ・ドレバー Philipp Dreber
High Light

ドイツ・ケルンを拠点に、芸術的デザインと人間の生活空間の重なり合いへの関心をもとに、公共空間や建築に介入する作品を多く手がけるフィリップ・ドレバーは、豊かな木々が茂る嵯峨・嵐山地域 [ 長神の杜 ]に、人工光による「光・線」を介在させることで、暗闇に新たな光景を生み出します。
異なる性質のエレメントが一つの空間に重なり・編まれることにより、鑑賞者は自然や歴史、光や闇へと眼差しを差し向けます。


夜の嵯峨・嵐山を舞台に2名のアーティストが放つ光・織りなす世界をお楽しみください。

 

Access

■日 時

2020年 12月11日[金] -12月20日[日] 17:00-20:30 

 

■会 場

嵯峨・嵐山地域  [ 落柿舎前 ](林勇気)、[ 長神の杜 ](フィリップ・ドレバー) 

 

■料 金

無料

 

■アクセス

JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」 / 阪急・京福「嵐山駅」より徒歩およそ15分

 

■主催

京都・花灯路推進協議会 京都・花灯路ウェブサイト

 


企画・制作 : 京都芸術センター、Gallery PARC  

照明 : 十河陽平(RYU) 

協力 : 松延総司(フィリップ・ドレバー展示コーディネーション)

 

Artist Info

林勇気|Hayashi Yuki

映像作家。京都生まれ。1997年より映像作品の制作を始める。国内外の美術展や映像祭に出品。膨大な量の写真をコンピュータに取り込み、切り抜き重ねることでアニメーションを制作する。その制作プロセスと映像イメージは、デジタルメディアやインターネットを介して行われる現代的なコミュニケーションや記憶のあり方を想起させる。

 

 

フィリップ・ドレバー|Philipp Dreber

ドイツ・ケルン在住のヴィジュアル・アーティスト、デザイナー。彫刻家。芸術的デザインと人間の生活空間の重なりに関心を持ち、公共空間・建築へ介入するインスタレーションを制作。また光、水、風など物理現象を用いながら、物質とそれを取り囲む環境の関係を可視化する。主なプロジェクトに港にこどもたちの遊ぶ舟をつくった「Wiki」(ケルン、ドイツ、2017)、アートコレクティブKalypsoとの共同制作で、ブルーム賞を受賞したヴィジュアル・アーツ作品NEGUA(大邱、韓国、2017)、「Rain in Kyoto」(京都芸術センター、2020)など。