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田中 真吾
Tanaka Shingo

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Works

Statement

火と接するとき、あらゆる物質は燃焼によってその姿を変化させる。
 紙や木材の炭化、石油製品の液状化、金属の湾曲など、火によって引き起こされる物質のリアクションは様々
だが、私はこれを強調・反復・積層させることで、通常の燃焼による変化のなかだけでは見慣れない質感や
状態として提示する。
 一方で、影響を受けるのは物質だけではなく、火もまた、存在するためには何かを焼失し続けなければな
らない。その姿を留めるための支えを自ら失い続ける自己矛盾した火の特性を考えるとき、私の制作過程も「作
る」ことと「壊す」ことが同時に発生する状況の上に成り立っていると言えるのではないか。
素材を組み上げては燃焼によって崩す反復作業の中で生成と解体は入り混じり、どちらも等しく制作のプロ
セスとなる。
 私はこうした性質を持つ作品を通し、作ることと壊すことの両義性と、その中で決断される作為と偶然の
境界を探っている。

CV

Selected Exhibition

2020
「Know Arts vol.1 解体とアプローチ 田中 真吾× 薬師川 千晴 展」 (八日市文化芸術会館 / 滋賀)


2019
「VOCA 展2019 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」 (上野の森美術館 / 東京)


2018
個展「I have nothing to say」 (喫茶古良慕 / 滋賀)
「Nature ∩ Art」 (京都文化博物館 JARFO 京・文博 / 京都)


2017
個展「Expect The Unexpected」(eN arts / 京都)     
個展「Phantom Edge」(ギャラリー PARC / 京都)
「UNITED」(eN arts / 京都)


2016
個展「ひかりをみる」(ギャラリー揺 / 京都)
個展「meltrans」(eN arts / 京都)
「TAMAVIVANTⅡ2016」(多摩美術大学 / 東京)
「eeny,meeny,miny,moe | orange」(eN arts / 京都)


2015
個展「N∩1‐ え し 意か 識 う 品‐」(eN arts / 京都)
「Celsius」(CASHI°/ 東京)


2014
個展「す あ。ラ  火 一 見  極」(eN arts / 京都)
「eeny,meeny,miny,moe | red」(eN arts / 京都)


2013
個展「かぎろいの輪郭」(eN arts / 京都)
「TSCA Rough Consensus」(ANTEROOM KYOTO / 京都)
「科学のあとに詩をかくこと」(京都精華大学 7 号館 / 京都)


2012
個展「繋ぎとめる / 零れおちる」(eN arts / 京都)
個展「白の解態」(studio90 / 京都)


2011
個展「識閾にふれる」(eN arts / 京都)
「UNITED」(eN arts / 京都)


2010
個展「踪跡」(INAX GALLERY 2 / 東京)
BIWAKO BIENNALE 2010」(近江八幡 / 滋賀)


2009
個展「灯に照らされた闇」(studio90/ 京都)
個展「夢と現」(eN arts / 京都)
「□△ ハコトリ」(函館 / 北海道)


2008
個展「瞼をつたう」(shin-bi / 京都)
個展「ほどける距離」(ART SPACE NIJI / 京都)
「Black State」(STUDIO J/ 大阪)
「ART COURT FRONTIER #6」( アートコートギャラリー / 大阪)


2004
個展「文明の二重奏」(CITY GALLERY / 大阪)

 

 

Text / 論文
2015
《アルベルト・ブッリが獲得したコラージュの独自性》( 京都精華大学紀要 第 46 号)

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