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岡本 里栄
Okamoto Rie

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Works

Statement

わたしをわたしとして規定することはとても難しいことです。難しいと言うより生物学的に突き詰めると自己を立証することはできないそうです。

 

しかし、わたしたちは個々に存在して自己を承認して生きています。哲学者の鷲田清一氏は「想像された自己の身体像こそがわたしたちが身にまとう最初の衣服であるとすると、衣服はもはやわたしたちの存在の覆いなのではありません。それなしにわたしたちはじぶんの存在を確定できないわけですから、それはむろん、わたしたちの存在の継ぎ目ないしは蝶番とでも言うべきものです。」と著書の中で述べています。

 

明確な輪郭を持たない身体は衣服が存在の継ぎ目になり、曖昧ながらもわたしをわたしたらしめるのです。その衣服が身体から離れたとき、そこには身体は存在するのでしょうか。

当然、脱ぎ捨てた衣服に私の身体は触れてはいないのですが、その抜け殻になった衣服にはどうも身体がまだ共に在るような気がしてならないのです。着ていた痕跡が残っている衣服はわたしだったか、今もわたしなのか。

線を引くことの難しい境界を探るように抜け殻としての衣服を描いています。

 

 

※引用文献:鷲田清一 著(2012)「ひとはなぜ服を着るのか」筑摩書房

CV

Selected Exhibition

2020
個展「Cast-off skin 」(Oギャラリーeyes / 大阪)
「Wunderkammer (ヴンダーカンマー/驚異の部屋)」(GOOD NATURE STATION 4F Gallery / 京都)


2019
個展「やまあそびvol.4野外絵画作品展「絵描きが山に行く理由」」(同志社大学経済学部 里山きゃんぱす / 奈良)
「punto practice/study/exercise」(galerie16 / 京都)

「Depth 2019」(Oギャラリーeyes / 大阪)

「さとやま-ギャラリ」(Gallery OUT of PLACE NARA / 奈良)

 

2018
個展「岡本里栄展」(Oギャラリー / 東京)
「ART FESTIVAL BORDER!」(みやこめっせ / 京都)

 

2017
個展「岡本里栄展」(Oギャラリーeyes / 大阪)
「icon いま人を描く。 岡本里栄・四間丁愛」(成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト / 滋賀)

 

2016
「みんなみにいく み・な・み・く エキシビション」(仮称・東九条長屋(ヒスロム作業場・改装中) / 京都)

 

2015
個展「岡本里栄展」(Oギャラリーeyes / 大阪)
「Sign of Happiness」(Antenna Media / 京都)

 

2014
「私達の呼吸は浅い –Never forget our breath–」(gallerie16 / 京都)

 

2013
「科学のあとに詩をかくこと」(gallerie16、京都精華大学 / 京都)

 

2012
個展「目を凝らす:よく見えない 岡本里栄 個展」 (Gallery PARC / 京都)
「FAD Fair」(アートコンプレックス・センター / 東京)


2010
個展「選抜個展シリーズvol.7 岡本里栄 展」(成安造形大学コンテンポラリーギャラリー / 滋賀)

 

2011
「See Here!」(Gallery PARC / 京都)

 

2010
「トーキョーワンダーウォール2010公募」(東京都現代美術館 / 東京)

 

2009
「シェル美術賞展2009」(代官山ヒルサイドフォーラム / 東京)

 

Awards

2015 

滋賀県(次世代文化賞)
平和堂財団(芸術奨励賞)

 

2013
京展 洋画部門(京展賞)

 

2011
成安造形大学卒業制作展2011(優秀賞)

 

2010
第23回 美浜美術賞展(準大賞)

 

2009
第63回 滋賀県美術展覧会(芸術文化祭賞)