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ステイホームの時期だったので、自宅でできることで、何か新たなことをはじめれたらと思っていたので、ちょうど良いタイミングで声をかけていただけたなあと思いました。
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ドローイングは学生の頃から描いてきています。なかなか発表する機会は少ないのですが、自身の中では日常的な制作のひとつなので、今回あえてというよりは、いつもやってることに「昨日と今日」というフレームを付け加えて描くとどうなるかなと、ふと思ったのが理由です
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自身のドローイングがそれほど価値があるとも思ってなくて、価格が決まっていたため、A4サイズ1枚では成り立たないなあと感じたのが、正直なところでもあります。1回につき、2枚送りたいなあと。それでどうすれば良いかなという流れで、「昨日と今日」という発想につながっていきました。
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ドローイングの作品ですが、絵画というよりは木を削ったり、石を彫ったりというような連続の作業性を意識して制作しているので、彫刻の制作過程に近いように自身では思っています。ですので、描くときの質感や表面の仕上げ方も、手に馴染む画材や支持体を用いています。
今生きている人も、みんないつかこの世界からいなくなる。与えられた時間は限られている。ということを感じることが増えたように思います。決して悲観的ではなく、あたりまえと思っていたことのありがたさを感じることが多くなりました。
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はじめてです。昨日描いたものを横に置きながら、描くことにしているので、似通ったものになるのですが、同じものは当然できないので、そのあたりの同じようで違うことや、変化してないようで変化することなど、「昨日と今日」は同じようで全く違うということに、改めて気付けたように思っています。
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一つの作品に、時間軸の違う材が集積されているのが面白いと思っているのかもしれません。この問いで今思いました!
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ドローイングは制作時間としては1枚1時間くらい。積層の作品は10時間ぐらいで制作できるので、それほど大変なことでもなく、1日の時間でできる範囲だと思います。
藤永覚耶さんと[m@p]について話す機会があって、こんなふうに展開したのだと思って見てました。参加されている各作家それぞれに、いろんな解釈や方法で制作されているのが興味深いです。