2019.8.20. 〜 8.25.
Program
- 8/20 Tue.〜23 Fri.
- 8/24 Sat.
- 8/25 Sun.
- All
■開催日: 8月20日(火) 19:00−20:30
おっとんたかたか とは新潟県村上市の山熊田という村でホトトギスを表す方言である。 山熊田は未だ熊猟や木の皮を使った織物など山仕事が行われている陸の孤島である。 今回、ギャラリーパルク内を山に見立てパフォーマンスを行う。 パフォーマンスをする出川晋は熊が食べたいと思いつき今年四月に山熊田に向かった。 そこで行われていたのは伝統的な熊狩り。村一丸となり狩る様子はシアターで見る舞踏の様だった。熊狩りに出川自身も参加し、この村での経験を自らの表現媒体の肉体・写真・映像を交えて伝える。 またパフォーマンス中に熊肉を使った料理を振る舞う場面もある。 デジタルで録音した音声はレコードの生音の様に表現できない。同様に現代的な技術に依存し続けると今までの伝統は失われる。 我々の当たり前が通じない村からこれからの文化を考える。
■出演者
出川 晋|Degawa Shin (美術家、パフォーマー)
1986年島根県生まれ、京都在住。美術家、パフォーマー 京都精華大学芸術学部陶芸コース卒業 学生の頃から美術作家の井上信太氏を師事。美術や舞台美術の在り方を学ぶ。 大学在学中に身体に絵を描き始める。様々な分野の人々、アーティストと繋がりながら、ボディーペイント、美術制作、パフォーマンス活動を行っている。 2010年から2017年まで「MuDA」のメンバーになり、パフォーマンス加入。
■定員:40名 (立ち見含む)
■入場料:500円
■要事前申し込み(先着順受付)
■共催:出川晋
■共同企画:柴垣めぐみ
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■開催日: 8月21日(水)19:00−20:30
2名の作家が交互に一つの画面の上で描きあい、時間内で1枚の絵を仕上げる対戦型の公開ドローイング。3名の作家が総当たりで3回のセッションを行う。 自己表現の殺し合いではなく、描画によるディベートをするように、絵の中でより良い解を提案しつつ競い合う。異なる作家による不確定な挙動が入ることで、一人では描けない新たな画面が生まれてくることを目的とする。
■出演者
黒瀬 剋 |Kurose Masaru (美術作家)
1952年生まれ。神戸在住。最近は自作ドローイングをスキャナーでコピーしたものの上に加筆し、絵画イメージの変遷を確認するシリーズを続けている。この制作過程は自らの中にある絵画イメージ発生の現場に立ち会う行為であり、絵画についての自問作業でもある。近年の展覧会 2017, 19年「表層の冒険」/ 東京(谷川渥企画)、個展2005, 12, 14, 15, 17年 (ギャラリー開/神戸)、2010, 12年(ジョージ・ローソン・ギャラリー/アメリカ)、2017年(ギャラリー16/ 京都)、ほか多数。
長尾 圭 |Nagao Kei (美術作家)
1969年 大阪生まれ 。1992年 大阪芸術大学卒業。日常におけるとりとめない視線と同様に、描かれる対象は何かでありながら異なった何かへと変容を繰り返す。定まらない描線や浮沈する色彩を編みつつ解きながら、「途中の始まりと終わり」の表出を試みる。 2018「FACE展2018」 (損保ジャパン日本興亜美術館 / 東京) 個展2008, 14, 18年(Calo Gallery / 大阪), 2015年 「くぼみの測量」(Oギャラリー / 東京)、2017年(2kwギャラリー / 滋賀),
山岡 敏明 |Yamaoka Toshiaki (美術作家)
1972年 大阪生まれ。1995年 東京造形大学卒業。ある種の示唆的な構造を孕んだフォルムの総体を「GUTIC(グチック)」と仮称し、現実と地続きの世界に「あったかもしれない可能性」としてのカタチを偏執的に探り続ける。2009年「Mirage」(同志社大学), 2012年「アートプログラム青梅」(BOX KI-O-KU/ 東京)、個展2011, 13, 17年 (Gallery PARC/ 京都)、2014, 16, 17年 (ギャラリー・ハシモト/ 東京 )
■定 員:40名 (立ち見含む)
■事前申込不要(当日先着順受付)
■入場無料
■共 催:山岡敏明
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「破墨プロジェクトって、何ですかね?」アーカイブ篇
■開催日: 8月22日(木) 19:00−20:30
破墨プロジェクトの活動をしていてよく聞かれることがあります。「ハボク?ヤブスミ?なんか不思議なメンバー構成ですけど、一体何をしてるんですか?」と。公式公開パフォーマンスは2回のみ。しかも年度末の忙しい時期に2週間の展覧会。そこそこの頻度で行なわれる研究者や専門家によるレクチャーやワークショップ。謎の活動状態を保ちつつ、鋭意プロジェクト進行中。 今回は破墨プロジェクトのstudyシリーズの一環として、企画者の山下がこれまでの活動のプレゼンテーションを行います。昨年の展覧会の内容を振り返りながら「破墨とはなにか?」という問題?やパフォーマンスの記録映像などを通じて、現在進行形の活動を公開します。古典と現代と日常を横断する本プロジェクトから見えてくるものについてゲストや観客と考え、共有したいと思います。
【 破墨プロジェクト】
https://www.facebook.com/habokuproject
2018年開始。日本画家の山下和也、俳優・神楽舞手の高安美帆、ファッションデザイナーの隅野由征の3名に、今年から絵画と言葉による表現を軸に様々な作品をつくる美術家・柴山水咲を加え活動。主な活動にKAVCアートジャック2018、ART LEAP2019最終選考公開プレゼンテーション(共に神戸アートビレッジセンター)、破墨プロジェクトEXHIBITION、studyシリーズ1~10(共にKOBE STUDIO Y3)など。神戸文化支援基金により、今年度末に活動記録を刊行予定。
■出演者
山下和也|Yamashita Kazuya (日本画家、東洋絵画修理技術者)
破墨プロジェクト企画者。C.A.P.メンバー。神戸市在住。京都嵯峨芸術大学研究生修了。2005年~2016年まで国宝修理装潢師連盟、㈱坂田墨珠堂にて文化財修復に従事。古典絵画の摸写や文化財修復で培った技術や経験をもとに、日本の歴史、文化、思想を方法論として用いた絵画を制作する。近年は目には見えないけはいのようなものを、淡墨と僅かな筆致、余白によって表現する罔両画(もうりょうが:Ghost style painting)に取り組んでいる。12月にギャラリーPARCにて個展を予定。
隅野由征|Sumino Yoshiyuki (Thee Trio ファッションデザイナー)
http://theetrio.com (Thee Trio )
神戸市在住。近畿大学理工学部土木工学科計画環境コース中退。神戸元町のセレクトショップにて、国内外のバイヤー、店舗MD、企画、ブランドディレクション、卸営業、生産管理など兼務。2004年ネッツトヨタ兵庫のユニフォームデザインを担当。2010年Thee Trioを設立。「洋服を着る人、それぞれのライフスタイルを素敵に演出する。ファッションに携わるモノや雰囲気を提供する。」をコンセプトに、全国巡回SHOP「キャラバンプロジェクト」や異業種とのコラボレーションによる空間演出なども行う。
大槻晃実|Otsuki Akimi (芦屋市立美術博物館 学芸員)
https://ashiya-museum.jp/ (芦屋市立美術博物館)
2011年より現職。専門は日本近現代美術史。主な企画展に、「菅井汲/松谷武判-print works」(2013年)、「art trip vol.01 窓の外、恋の旅。/風景と表現」(2014年)、「art trip vol.02 この世界の在り方-思考/芸術」(2016年)など。今年度はart tripシリーズの最終章と、音楽と美術の8日間「rooms」展を予定。
■定 員:40名 (立ち見含む)
■入場料:500円(1ドリンク付)
■事前申込不要(当日先着順受付)
共 催:破墨プロジェクト
■協 力:C.A.P.(芸術と計画会議)、株式会社墨運堂、芦屋市立美術博物館
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■開催日:8月23日(金) 19:00−20:30
滋賀県高島市で行われる「滋賀近美アートスポットプロジェクトVol.2《Symbiosis》」へ向けたトークイベントです。企画者の荒井保洋(滋賀県立近代美術館学芸員)を聞き手に、石黒健一、井上唯、藤永覚耶の3名の出品者がこれまでの作品を振り返りながら展覧会へ向けての対談を行います。 《Symbiosis》の会場となる泰山寺野周辺には、古い歴史を持つ「太山寺」と昭和24年以降に入植者の手によって開拓された新しい歴史を持つ「泰山寺」の2つのエリアがあります。展覧会では、農業をなりわいとして生きる2つの地域の人々と土地が結んでいる、共に生きていく他ない、シビアな共生関係=シンビオシスをテーマに、3名の新作による展示を行います。
■出演者
荒井保洋| Arai Yasuhiro (滋賀県立近代美術館学芸員)
1986年福岡県生まれ。2009年早稲田大学第二文学部卒業。2011年多摩美術大学大学院前期課程芸術学専攻修了。2015年まで多摩美術大学芸術学科研究室助手。現在、滋賀県立近代美術館学芸員(現代美術)。|担当企画展| 2018「シガアートスポットプロジェクトVol.1《散光/サーキュレーション》」(滋賀県長浜市)
石黒健一|Ishiguro Kenichi (彫刻家)
https://www.yamanakasuplex.com/
1986年神奈川県生まれ。共同アトリエ「山中Suplex」在籍。 |主な展覧会| 2019「Yesterday’s Tomorrow is Today」 (VBKÖ / ウィーン, オーストリア) 2017「BankART LIFE V -観光-」(BankART Studio NYK/神奈川) 2016「TAUTOLOGY」(VOU/京都)
井上唯 |Inoue Yui (アーティスト)
1983年愛知県生まれ。2005年愛知教育大学卒業。2007年金沢美術工芸大学大学院修了(染織専攻)。現在高島市在住。|主な展覧会| 2018 「PCCA International Residency Project 1 : Breathe」(錦渓/中国)、2017 「奥能登国際芸術祭2017」(石川)、「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017」(横浜)、2016 「SOKO LABO/瀬戸内国際芸術祭2016」(香川)
藤永覚耶|Fujinaga Kakuya(美術作家)
1983年滋賀県生まれ。2006年京都嵯峨芸術大学 芸術学部造形学科版画分野卒業。2008年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在大津市在住。|主な展覧会| 2018 「Transit」(Gallery PARC / 京都)、「Transit」 (masayoshi suzuki gallery / 愛知)、2016 「INTERWOVEN~編み込まれた世代~」 (名古屋市民ギャラリー矢田 / 愛知)、2013 「空即是色 – vanity is color – ARCH Vol.6 藤永覚耶」(愛知県美術館)
■定 員:40名 (立ち見含む)
■入場無料
■事前申込不要(当日先着順受付)
共 催:滋賀県立近代美術館
《Emptiness(Light bulb)》
2017
《海を眺めている》
2011
《Transit[stone]》
2018
画像提供:Gallery PARC
撮影:麥生田兵吾
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■開催日:8月24日(土) 13:30−15:00
あらゆるものがオンラインに繋がる時代、芸術作品はどのような形でオンラインと付き合っていく事が出来るのでしょうか?
例えば、一般の人が作品のヴィジュアルでなく内容を検索できるコンテンツや、AIを用いてその人の検索履歴から好みを自動表示するシステムなど、オンラインならではの作品と鑑賞者の繋がりは無限に広がっています。
本企画では上記のようなオンラインを通した芸術の可能性を考察します。
会場には薬師川千晴の平面作品を展示し、それを映した4Kディスプレイ、4Kレーザープロジェクターなどを用い、これからの時代に向けての新たな作品の発表や広報、鑑賞の形もご提案させて頂きます。
まだ構想段階の企画ですので、たくさんの皆さまのご意見や感想などを伺える機会となれば幸いです。
■出演者
薬師川 千晴 |Yakushigawa Chiharu (現代美術作家)
https://www.instagram.com/yakushigawa.chiharu
2013京都精華大学院芸術研究科博士前期課程修了 油絵具や古典技法の練り込みテンペラを用い、色彩豊かな独自の絵画を展開する現代美術作家。
朱島 伸|Akejima Shin (エンジニア)
2017年千葉工業大学 電気電子修士課程修了
黒澤 秀 |Kurosawa Syu (プロダクトデザイナー)
2017年金沢美術工芸大学製品デザイン専攻卒業
山路 哲 |Yamaji Satoshi (株式会社エッジニティ 代表取締役社長)
1990年4月シャープ株式会社に入社後、液晶テレビ・液晶プロジェクターの製品設計や液晶パネル製造プロセスなど一貫して液晶関連事業のエンジニアとして従事。 2019年5月には、これまで培ってきたスキルを活かして社会にイノベーションを起こすプロダクト創出を目的に株式会社エッジニティを設立。
■定 員:40名 (立ち見含む)
■入場無料
■事前申込不要(当日先着順受付)
共 催:株式会社エッジニティ
撮影:麥生田兵吾
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■開催日: 8月24日(土) 15:30−17:00
個人的な体験に着想を得て、作品のコンセプトや技法に変化が生まれることがあります。今回は趣味の音楽を交えて「私事」と過去作を振り返り、今取り組んでいることについてもお話しします。どうぞお気軽にお越しください。
■出演者
むらたちひろ|Murata Chihiro (染織作家)
2011年京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸分野(染織)修了。主な展覧会「京都新鋭選抜展」(2019、京都文化博物館)、「internal works / 境界の渉り」(2018、Gallery PARC / 京都 )、「internal works / 満ちひきは絶え間なく」(2018、ギャラリー恵風 / 京都)「その後の、未来の途中」(京都工芸繊維大学 美術工芸資料館)等。 2007年頃〜2019年Sinner Joe’s メンバーとしてカントリーミュージックに親しむ。
■定 員:30名 (立ち見含む)
■入場無料
■事前申込不要(当日先着順受付)
■共 催:村田ちひろ
撮影:高野友実
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■開催日:8月24日(土) 17:30−19:00
滋賀県立近代美術館は、改修工事のため2017年4月から長期休館中です。私は2014年から当館で働き始めましたが、その半分が休館期間になります。よく聞かれるのは「休みの間、美術館は仕事をしているの?」。答えはもちろんイエスです。ただその仕事内容は、「展覧会」という形になりにくい、地味なものが多いことも事実です。それでは、そもそも美術館とはどんな場所なのでしょうか?特に、都市部に比べて予算や人員の規模も小さな地方の美術館は、一体何を期待されているのか・あるいはどんな存在であるべきなのでしょうか。 今回の講座では、まず滋賀で経験したことや休館中の活動について私からお話しし、後半にはみなさんとの対話の時間を用意しています。みんなで意見交換をしながら、美術館という場所について一緒に考えていければ幸いです。
■出演者
渡辺亜由美|Watanabe Ayumi (滋賀県立近代美術館学芸員)
1984年生まれ、千葉県出身。2014年より滋賀県立近代美術館学芸員。主な担当展;「生命の徴 —滋賀と「アール・ブリュット」」(2015年)、「時と風景 —未来をつなぐコレクション」(2016年)、「めぐれ!つながれ!色とかたち。ワイワイわれらのモダニズム」(2017年、成安造形大学との共同企画)。
■定 員:20名 (立ち見含む)
■入場無料
■事前申込不要(当日先着順受付)
■共 催:渡辺亜由美
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西田博至の超批評講座
■開催日:8月24日(土) 19:30−21:00
文章を書くとき、「文字数も少ないし、こんなものかな」と自分で思ったり、人に言われたりすることはないでしょうか。 今回の講座では、批評雑誌『アラザル』の同人であり、『キネマ旬報』『ユリイカ』『美術手帖』などさまざまな媒体で執筆されている、批評家の西田博至さんをお招きします。西田さんは、映画、現代美術、現代音楽や文学など幅広い分野に関して、シャープな批評的切り込みと、読者を引き込む鮮やかな演出を併せ持つ批評を書かれています。 数百字程度のレビューや書評から、数万字の長大な論考まで、都度の制約を好機へと転換し決定打を打ち続ける西田さんに、具体例を解説しながら、執筆の際の着想法や考え方について語っていただきます。
■出演者
西田博至|Nishida Hiroshi
1976年生。批評家。『アラザル』同人。映画、現代の美術や音楽を中心に、批評文を執筆。『キネマ旬報』『ユリイカ』『美術手帖』などに寄稿。最近の批評に「壁の中の最後のダンス ドゥニ・ヴィルヌーヴ論」(『アラザル』12号)、「interview 高嶋晋一+中川周」(『美術手帖』2019年4月号)。共著に南波克行編『スティーブン・スピルバーグ論』、『トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力』(フィルムアート社)など。
■定 員:40名 (立ち見含む)
■入場料:1500円
■要事前申し込み(先着順受付)
■共 催:櫻井拓
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gallery21yo-j
2017年
■開催日:8月25日(日) 13:30−15:00
展覧会というメディアにおいて、様々な素材やレイアウト、構成による、空間を通じた表現が可能であるように、書籍や印刷物、ポートフォリオというメディアにおいても、その空間を生かした様々な表現が可能です。構成や演出を考え、「見せ方」を変えることで、読者に対してより効果的に、作品を伝えることができるのではないでしょうか。
今回の講座では、ポートフォリオの位置づけや基本的な内容の解説から始めます。さらに、作品集などにも応用できる、イメージとテクスト(キャプションや解説など)の扱い方、コンテンツの順序や分量の編集、読者の想定、校閲事項などについて、具体例を挙げながらお話しします。基本事項をまとめたオリジナルの資料を配布します。
■出演者
櫻井拓|Sakurai Hiroshi (編集者)
フリーランスの編集者。1984年宮城県生まれ。アートの分野を中心に、作品集やアートブック、展覧会カタログなどの印刷物を編集。主な仕事に、瀬尾夏美『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『ゴードン・マッタ゠クラーク展』(東京国立近代美術館、2018年)、『引込線2017』(引込線実行委員会、2018年)、『池内晶子|Akiko Ikeuchi』 (gallery21yo- j、2017年)など。
■定 員:40名 (立ち見含む)
■入場料:1500円
■要事前申し込み(先着順受付)
*「編集者が語るアーティスト・ステイトメント」とセットでご参加のかたは、総額から500円割引(合計で2500円)。
■共 催:櫻井拓
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gallery21yo-j
2017年
■開催日: 8月25日(日)15:30−17:00
「作品を見てほしい」というのは、多くの作り手の本心ではないかと思います。人が「この作品を見たい」「この作家について知りたい」と思うとき、その作家のステイトメントや言葉、作品解説などが背中を押すことは、少なくないはずです。アーティストの文章は、鑑賞者に鑑賞の理由を与えるとともに、作品についてより深く理解することを助けるものでもあります。 では作り手はどのように文章に向き合い、扱えばよいのでしょうか。今回の講座では、ステイトメントの役割や、構成の考え方、読者の想定、推敲の視点、よくある落とし穴などについて解説します。前半は基本事項を概説し、後半は具体例を読み解きます。基本事項をまとめた、オリジナルの資料を配布します。
■出演者
櫻井拓|Sakurai Hiroshi (編集者)
フリーランスの編集者。1984年宮城県生まれ。アートの分野を中心に、作品集やアートブック、展覧会カタログなどの印刷物を編集。主な仕事に、瀬尾夏美『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『ゴードン・マッタ゠クラーク展』(東京国立近代美術館、2018年)、『引込線2017』(引込線実行委員会、2018年)、『池内晶子|Akiko Ikeuchi』 (gallery21yo- j、2017年)など。
■定 員:40名 (立ち見含む)
■入場料:1500円
■要事前申し込み(先着順受付)
*「編集者が語るポートフォリオ・美術作品集」とセットでご参加のかたは、総額から500円割引(合計で2500円)。
■共 催:櫻井拓
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■開催日:8月25日(日) 17:30−19:00
「あの夏の滞在は何であり、どんな可能性を持ち得るのか。」 2014年夏から数名のアーティストで尾道への自主滞在を始め、2018年夏には秋田へと赴いた。アーティストによる自主企画であるこの滞在は、作品制作を目的としなくてよいという企画であり、期間は一週間程度という、制作をするには短く、観光をするには長い期間での滞在だった。それは私たちに許された、いわゆる夏休みのような時間であった。 2019年夏。私たちは、あの滞在の可能性を探るために、不安定にも可能性に満ちたあの時間を一度振り返る必要があるのではないかと考えた。「SUMMER STATEMENT 2019」ではラジオの形式を用い、参加アーティストによるトークと、関係者へのヒアリングを軸にあの夏の出来事を振り返る。
■出演者
寺岡 海 |Teraoka Kai (美術作家)
1987年 広島県生まれ 2012年 嵯峨美術大学芸術学部造形学科油画分野卒業 主な展覧会 2019年「「『応答』~SUMMER STATEMENT 2018 報告とその後~」」BIYONG POINT(秋田 、「ニューミューテーション#2 世界のうつし 展」京都芸術センター(京都)、2018年 2018年 個展「A Wind #2」2kw gallery(滋賀)、2017年 個展「A Wind」KUNST ARZT(京都)、「未来の途中の、途中の部分」@KUCA 京都市立芸術大学ギャラリー(京都)、 2015年 個展「Blanket and Dog」Gallery PARC(京都)等。
神馬 啓佑|Jimba Keisuke (画家)
1985年 愛知県生まれ 2011年 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻油画分野修了 主な展覧会 2018年 個展「当然の結末#3 好物の話」VOU/棒(京都)、個展「当然の結末#2(鑑賞と干渉、言語能力、円周軌道)」Gallery PARC(京都)、2016年「肉とヴェール」京都芸術センター(京都)、「VOCA展 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」上野の森美術館(東京)等。
船川 翔司|Funakawa Shoji (美術家)
1987年 鹿児島県生まれ 展示やパフォーマンスを中心に活動 主な参加企画 2017年「YAKATA」山本製菓(大阪)、2016年 「全感覚祭 16」(東京)、「7つの船」(大阪)、『ゴンゾ解体新書「contaco gonzo × アキビンオオケストラ」』 中之島中央公会堂(大阪)、2015年 個展「天気予報」mograg gallery (京都)等。他ライブ多数出演。
来田 広大|Kita Kodai (美術作家)
1985年 兵庫県生まれ
2010年 東京藝術大学大学院 美術研究科 油画技法材料 修了
2016年-2017年ポーラ美術振興財団在外研修員としてメキシコシティ滞在
主な展覧会 2018年 「ASK-7人の作家」ART OFFICE OZASA(京都)、2017年 個展「Ave topográfica」Galería Karen Huber(メキシコ)、「VOCA展 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」上野の森美術館(東京)等。
藤本悠里子|Fujimoto Yuriko (キュレーター)
キュレーター、NPO法人アーツセンターあきた プログラム・コーディネーター。1994年京都府生まれ。秋田市在住。2017年京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科卒業、2019年秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科修了。主な企画に、ALLNIGHT HAPS 2019 前期「PORTABILITY」(京都、2019)、アーティスト秋田滞在企画「SUMMER STATEMENT 2018」(秋田、2018年)、「集団_展示」コーポ北加賀屋・千鳥文化B 棟(大阪、2017年)、佐々瞬個展「うたが聞こえてくる暮し( 旅先と指先)」ARTZONE(京都、2016年)等。
■定 員:40名 (立ち見含む)
■参加無料(投げ銭制)
■事前申込不要(当日先着順受付)
共 催:SUMMER STATEMENT
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2016
撮影:麥生田兵吾
■開催日:8月25日(日) 19:30−21:00
「タイルとホコラとツーリズム」は、京都市内に点在する路傍祠のリサーチをきっかけに、美術家の谷本研と中村裕太が2014年より展開するプロジェクトです。祠にまつわる土着の信仰や人々の営みに向き合い、観光のまなざしと独自のユーモアを交えて作品を生み出してきました。
本トークショーでは、2018年にギャラリーパルクで開催したシーズン5《山へ、川へ。》以降の沖縄、北海道、広島*などにおける活動報告とちょっとしたパフォーマンスを行います。そして、2020年夏にギャラリーパルクで開催予定?の「谷本研個展」について、正木裕介(ギャラリーパルク ディレクター)と中村裕太が語り尽くします。
*「広島市現代美術館 夏のオープンラボ」 現在開催中。 タイルとホコラとツーリズム season6《もうひとつの広島》
https://www.hiroshima-moca.jp/tht6/
■出演者
谷本研+中村裕太|Tanimoto Ken + Nakamura Yuta (美術作家)
谷本研(1973年神戸生まれ、滋賀在住。1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科造形構想修了)と中村裕太(1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術))によるゆるやかなユニット。過去の展覧会に、街中に点在する路傍祠やそこに使用されるタイルに着目した「タイルとホコラとツーリズム」(Gallery PARC、京都、2014年)、東シナ海を取り囲む対馬・沖縄・台湾・済州島にみられる土着信仰のツアー記録を作品化した「season4《一路漫風!》」(京都芸術センター、2017年)、石上げの風習をモチーフにギャラリーのビルを山と川に見立てた「season5《山へ、川へ。》」(Gallery PARC、京都、2018年)などがある。
■定 員:28名 (立ち見含む)
■参加無料(投げ銭制)
■事前申込不要(当日先着順受付)
共 催:タイルとホコラとツーリズム実行委員会
2017
撮影:表恒匡
2018
画:谷本 研
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ヒトコマ概要